老犬あすかの介護生活&みかん日記2008年08月14日

老犬あすかの介護生活&みかん日記

高齢犬の介護は手探りで始める事が多いです。介護グッズもまだまだ少ないので、代替品や便利品の紹介、介護の仕方、方法、なども紹介していきたいです。

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安定剤や薬について。~原因不明の腹痛~

今回は、安定剤やあすかが使用している薬についてです。
まず安定剤についてですが、老犬介護において、痴呆、夜鳴きのひどい犬などに使用したりすることがあります。
犬の介護は、徘徊や昼夜関係がない下の世話や、ひどい夜鳴きなど、とにかく飼い主に負担になる事も多く、少しでも負担を減らす為に処方されることもあるかと思います。

ただ、安定剤や睡眠導入剤、鎮静剤などは、犬にとって副作用が強く出すぎる事もある上、効き目も2~3時間と短く、犬自身への体の負担が大きいこともデメリットとしてあります。
実際にあすかにも使用していますが、連用するようになったのは1年半ぐらい前からです。
動物病院でも、やはり最後の手段として考えましょうとずっと言われていました。

犬によっての個体差もあり、その薬の種類にもよりますが、嘔吐、下痢、食欲減退、ふらつき、少量で強く効きすぎて眠りっぱなしになる犬もいれば、全く効かないという犬もいます。
その為、とても使いどころが難しい薬だと思います。

個体差で作用の出方は大きく違いますが、あすかの使用例を書いていこうかと思います。
まず、飲んでいる薬はウィンタミンという安定剤です。
通院している動物病院で、以前使用していたのがアセプロマジンという鎮静剤だったのらしいですが、規制とかどういう理由かは分かりませんが使用できなくなったらしいので、調度あすかが飲み始めるぐらいから、ウィンタミンを使用し始めたらしいです。

その為、病院としても犬にどういう副作用が具体的に出るかハッキリ分からなかった為、ほんの少量から始めて、何度も何度も量を変え、様子を見て使用していました。
あまりにも夜鳴きがひどかったので、使用しはじめたのですが、最初はほんの少量飲ませただけでも、5分で効き、2~3時間で起きるという感じでした。

この薬は体調によっても作用している時間も違うし、粒状の薬を砕いて粉状にしたりしても、作用の仕方が変わってきます。
固形のままの場合だとゆっくり長く効き、粉に潰すと早く短く効きました。(あすかの場合はです)
もし、使用される場合はその事も頭の片隅に入れておいた方が良いかと思います。

副作用としては、最初の頃はふらふらしていてとてもかわいそうでしたが、そのうち私自身も使い方に少し慣れ、今では眠る前のきっかけとして使用してぐっすり眠るようになったので、目に見えては副作用は感じませんでした。
(内臓的な数値としての副作用は分かりません)
現在では眠る時間も増えたので効きすぎるぐらい効きますが、歩けて元気な頃はやはり2~3時間ぐらいしか効かなかったと思います。

現在は連用していますが、その理由として昼も夜もなく生活もままならないので、私自身の負担を減らす為という事もありますが、あすかの場合は痛みをごまかす為にも使用しています。
介護が始まった頃から、少しずつあったのですが、下痢はしないのにお腹がゴロゴロ動いて、とにかく痛がる。という症状が1週間~2週間に1度程表れ始めました。

とにかく痛みが強いらしく、何をしても痛みは治まらないし、鳴き続け、鳴き疲れた眠ると言う、どうにもならない状態で、病院で便の検査をしても何度診てもらっても下痢はしていないし、餌をアレルギーフリーの物に代えてもダメだし、とにかく原因不明で、その症状が現れるとなでてあげたりしてやり過ごしていました。

その症状は、時を経るごとに間隔が短くなり、今ではハッキリと目が覚めている時(覚醒している時)は、常に痛みが出ているような状況になってしまいました。
原因はお腹に何かできものができているのか、神経症状としての腹痛なのか今も不明ですが、痛がらないのは、なんとなく眠くて感覚が麻痺している時ぐらいみたいです。

時々出てしまう前庭疾患の発作も怖いですが、今は原因不明の腹痛との闘いが生活のほとんどを占めています。
床ずれ防止対策でも書きましたが、それを少しでも楽にするためにあすかの起きている時間のほとんどは、あすかを抱っこして撫でて痛みを和らげたりしています。

犬の内臓系の痛み止めは以前はあったようなのですが、現在使用できる薬はないらしく、動物病院でも何度も調べてもらいましたが見付からなかったようです。(その病院で扱ってないだけかもしれないですが)
仕方なくリマダイルという消炎鎮痛剤を使用した事もありましたが、関節系の薬なので全く効かず、痛みが強く出すぎる時はかわいそうで見ていられないぐらいになるので、スタドールという鎮痛剤を注射器と一緒に処方してもらい、私自身があすかに皮下注射しています。(問題ないですが、いまだに打つ時は慣れなくて怖いです)

ただ、スタドールはあすかが他に連用している前庭疾患の薬のプレロン(ステロイド)と一緒に服用してはダメらしく、時間を空けなければいけないので、使いどころが難しいので、あまり使用できないでいます。
最終手段の痛み止めとしては、モルヒネだと言われましたが、それはさすがにできなかったです。

結局、これ以上やりようがなくて、ウィンタミンでなんとなく眠くしてあげてごまかすという手段をとっています。
ただ、ウィンタミンも1日に使用できる量も限られているし、効きすぎると24時間近くぐっすり眠ってしまって、次の日1日お目目パッチリで、お腹をずっと痛がる。なんて事も多いので、調整がものすごく難しいです。

安定剤は、決して万能ではないです。
使いどころも難しい上に、体調にもかなり左右されるし、急に今まで使用していた量が合わなくなったり、副作用が出てしまったり。
よっぽどでない限り、使用しないのが望ましいんではないかと私は思います。
ただ、飼い主が倒れてしまっては介護どころではなくなると思うので、そんな時は考えても良いかと思います。

余談なんですが、前庭疾患の為に飲ませているプレロン(ステイロイド)。
これは、物凄くよく効くお薬なのですが、その分かなり強い薬なので、副作用もかなり出ます。
肝臓や腎臓の数値も上がってしまうし、連用には全く向かない薬だったりします。

以前は、前庭疾患が起きた時だけ飲ませていましたが、現在はこの薬を切らしたり、減らしたりするとすぐに前庭疾患の症状が出てきてしまいます。
1度発作が起きると、ひどい場合はなかなか症状が治まらないので、命を縮めるかもしれない。と悩みましたが、やはり連用する事にしました。
ここまできたら、命を縮めたとしても苦痛や辛いのはできるだけ取り除いてあげて、穏やかな余生にしてあげたいと思ったからです。

命を延ばすか、痛みを減らして命を縮めるか…。
老犬になってくるとこんな選択を迫られる事が、何度か出てくるかもしれません。
どちらの答えを出しても正解はないと思いますが、老犬と向き合っていくと言う事は、そんな事の繰り返しかもしれませんね。

あすか1-33



※犬の大きさ、状況、環境などによって、紹介した介護方法が合わない場合もあるので、無理に実行しないで、わんちゃんに合ったケアをしてあげて下さい。

介護の方法はそのわんこによって、色々なやり方があると思います。
こんなケアの仕方が良いよ!こんなやり方がやりやすいよ!こんなグッツも便利だよ!
なんてことがあったら、是非コメント下さいね♪



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プロフィール

すいか

Author:すいか
2009年3月11日にあすかは虹の橋へ旅立ちました。
18才の生涯でした。
介護生活3年、寝たきり生活1年8ヶ月を過ごし、穏やかな最期で大往生のわんこでした。

そんな介護生活の中で得た知識や介護の仕方、ケア方法を紹介していきたいと思います。
犬の介護は手探りで始める事が多いです。
私も最初は、介護の右も左も分からなくて、とても大変だったので、あすかの介護法に片寄ってしまいますが、少しでもこのブログの情報を役立ててもらえると嬉しいです。





みかん ♀
4歳

新しく家族になったみかんです。
生後8ヶ月でアトピー性皮膚炎を発症してしまいました。
あすかの介護の事と共に、みかんの日常やアトピーの治療日記も綴って行きたいと思います。

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