老犬あすかの介護生活&みかん日記2008年08月
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老犬あすかの介護生活&みかん日記

高齢犬の介護は手探りで始める事が多いです。介護グッズもまだまだ少ないので、代替品や便利品の紹介、介護の仕方、方法、なども紹介していきたいです。

老犬への変な?日課。

私だけの?変な日課。

まず最初にやるのが、息をしてるか確認をする。
寝顔がひどすぎたり、とんでもない体制だったりして、もしや!?とドッキリした事は100回ぐらいはあると思う。
ただ、そこがまた老犬のかわゆい特徴の1つ。

ほっぺとお鼻の上にちゅー。
これは完全に自己満足です(*´д`*)

ほっぺとお鼻と足の匂いを嗅ぐ。
変態ちっくですが、たまらないです( ´Д`)

あすかの歌を歌う。
多分、オリジナルソングが10曲ぐらいはあります。

あすかを抱っこして踊る。
多分、あすかはかなり迷惑してると思います。

かわいー!と渾身の奇声をあげる。
奇声をあげた後、近所に聞こえたかもと、ちょっと恥ずかしくなる。

その他、人に見られると恥ずかしい事がいくつも…。
旦那さんには、本気で呆れられてます(´Д`;)

NEC_0139.jpg

好きが止まらないです(*´д`*)










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オムツをする前に。~準備編~

老犬介護の中で、苦労する介護の1つ、下の世話やオムツなど。
これについては、色々と試行錯誤されているかと思います。
私の、試行錯誤した内容もいくつか紹介しますが、その前にやっておいた方が良い事です。

お手入れしやすいように、お尻周りの毛を短くしてあげる事です。
まだ元気なわんこにはちょっとかわいそうかもしれませんが、オムツが必要なわんこには汚物が付いた時に洗いやすいし、乾きやすいので、できればお尻周りの毛はお手入れしてあげて下さい。

おしり

あすかは、こんな感じで短くしています。
多分、スピッツの血も混ざっているので、元はしっぽの毛はふっさふさなのですが、その毛にとにかくひっついてしまうので、かわいそうですが今は短くしています。

足腰の弱ったわんこは、腰が砕けたりしてうんちの上に座ってしまったり、オムツをしてもオムツはどうしてもゆるいうんちに弱いので、お尻にくっついて何度も洗う事になるので、お尻周りの毛のカットはとても重要になってきます。

NEC_0170.jpg

歩けてた頃は、こんな感じで腰が砕けるのでうんちの上をぐるんぐるんローリングしてました。

お尻周りをキレイに洗いきれないと、残ってしまった汚物にハエがたかり卵を産みつけて、ウジが沸いたりと大変な事になってしまうので、とにかく清潔に保つ事が重要です。
横になっている時間が多いわんこにはオムツでお尻を覆ったり、布やタオルをかけてハエを寄せ付けないようにする事も必要です。

オムツをした時に、他に注意することは細菌の繁殖や膀胱炎など。
とにかく清潔にする必要があります。
動物病院で勧められたやり方を紹介します。

イソジン

これは、市販のイソジン液を薄めたものです。
最初は、病院で処方してもらったのですが、市販のうがい薬のイソジン液を3~5倍に薄めても使用できるようなので、今は自分で薄めて使っています。
3~5倍と言われましたが、病院からもらった時よりかなり濃い気がしたので、だいたい7倍~8倍ぐらいに薄めてます。


↓↓↓詳しい説明はこちら
イソジンうがい薬(250mL)

普通の薬局でも販売していますので、確認してみて下さい。

これを、オムツを取り替える時にテッシュやトイレットペーパーに染み込ませて拭いています。
うんちがほんの少しだけ付いている時なども、下にトイレットペーパーを敷いて、直接肛門にかけてキレイに拭いちゃいます。
キレイになる上に、消毒もできるのでかなり重宝しています。

ただ、沢山汚物が付いた場合は洗わないときびしいかと思います。
オムツは楽は楽ですが、どうしてもうんちだけには弱いです。
まだ歩けていた頃はうんちをしそうな時を見計らって、なるべく外へ連れて行ってさせてました。

それでも、オムツにゆるいのをする事もあったので、何度もお尻も洗ったし、敷物にひっついてしまってとにかく下の世話は大変でした。
今は老化が進んでしまった為、やり方も少し変わってだいぶ楽なのですがそれはまた別の機会で紹介したいと思います。

下の世話でお尻が完全に汚れないようにする、と言うことはかなり難しいかと思われます。
わんこの体調によって、うんちやおしっこの状態や出方も違うし、便秘や下痢をする事も多くなっていくと思います。
工夫するのはなかなか難しいですが、そのわんこの状態に合ったやり方、洗い方を手探りで探していくしかないと思うので、粗相して後始末も大変ですが、怒っても仕方がないので気長に一番良いやり方を探してあげて下さい。

次回からは、オムツ編を何回かに分けて紹介したいと思います。

※犬の大きさ、状況、環境などによって、紹介した介護方法が合わない場合もあるので、無理に実行しないで、わんちゃんに合ったケアをしてあげて下さい。

介護の方法はそのわんこによって、色々なやり方があると思います。
こんなケアの仕方が良いよ!こんなやり方がやりやすいよ!こんなグッツも便利だよ!
なんてことがあったら、是非コメント下さいね♪










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犬のオムツ。~人間用編~

下の世話の最終手段はオムツだと思います。
介護期間が長くなってきたり、状況によってはどうしても使用しなければいけない時が来たりします。
オムツに慣れていないわんこは、とにかく嫌がるかもしれませんが、こればかりは少しずつ慣れてもらうしかありません。

あすかも最初は嫌がりましたが、痴呆が徐々に進んだ為に、途中からは全く嫌がらなくなりました。
と、言うか嫌だという事さえも分からなくなってしまったのですが…。

さて、オムツですが何回かに分けて何種類か紹介したいと思います。

まずオムツといって浮かぶのが犬専用のオムツですが……高いです。
排泄は1日に何度もある事なので、消耗品ですし高いとお財布が辛くなってきます。
他の老犬介護をしている方々も使っている方が多いと思いますが、人間用のオムツに少し手を加えて使用します。
人間用の方が消臭も吸収も、もれに対しても強く、何より値段が断然安いです。

わんこの大きさによって違いますが、小型犬なら赤ちゃん用、大型犬なら人間用の介護パンツ又はテープタイプを使用するのが良いかと思います。
手の加え方としては、尻尾穴を開けて使用します。

オムツ2

オムツ3-1

穴の開け方としては、上の写真のようにT字に切込みを入れ床ずれ防止対策。~脚編その1~で紹介した固定粘着シートや幅広のサージカルテープなどを下の写真の斜線のように、中の吸収ポリマーが飛び出さないように全部の淵に貼ります。

貼るのはガムテープでも構いませんが、サージカルテープだとおしっこを吸収してくれて漏れにくいので私はサージカルテープを使用していました。
尻尾穴の切り込みはT字じゃなくて、三角形でもいいし、やりやすい形で良いと思います。
ただ、穴を大きくしすぎるとうんちが漏れてしまうので、注意してください。

オムツに切り込みを入れる時は、吸収ポリマーが沢山飛び出すので、下に新聞紙を敷いたりすると良いかと思います。

オムツのサイズですが、あすかに最初にオムツをはかせた時は8キロぐらいありましたが、子供用のパンツタイプのLでも小さかったです。
仕方がないので、パンツのサイドの部分に切り込みを入れたりして使用していました。
あすかが使用していたのは、マミーポコ。





マミーポコ パンツ L 62枚
↓↓↓詳しい説明はこちら
マミーポコ パンツ L 62枚


たまたま近所の薬局でこれがいつも安売りしていたので、使っていました。









オムツの一番最初のサイズ選びはとても難しいです。
失敗すると10枚以上は無駄にしてしまうので、100円ショップやコンビニにも少量で売っていたりするので、そちらでだいたいの基準を見る為に少量の物やお試しの物を購入すると良いと思います。
今回100円ショップに見に行ったら、大人用の介護パンツがあったので、そちらを購入しました。

オムツ1

1枚入りだったので、サイズを試す分にはピッタリです。









大人用の介護オムツはこちら。

サルバ 応援介護 パンツタイプ M-L 34枚入
↓↓↓詳しい説明はこちら
サルバ 応援介護 パンツタイプ M-L 34枚入


種類は色々あるかと思いますが、安い物で充分だと思います。







せっかく尻尾穴を開けたので、あすかにはかせてみました。


デカパン先生2

デカパン先生

サイズがまるっきり合わないので、デカパン先生になってしまいました。
でも、とってもかわゆいです

尻尾穴を開けたり、とても手間がかかりますが人間用のオムツが一番漏れない気がしました。
次回は、また別のオムツを紹介したいと思います。

※犬の大きさ、状況、環境などによって、紹介した介護方法が合わない場合もあるので、無理に実行しないで、わんちゃんに合ったケアをしてあげて下さい。

介護の方法はそのわんこによって、色々なやり方があると思います。
こんなケアの仕方が良いよ!こんなやり方がやりやすいよ!こんなグッツも便利だよ!
なんてことがあったら、是非コメント下さいね♪










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プロフィール

すいか

Author:すいか
2009年3月11日にあすかは虹の橋へ旅立ちました。
18才の生涯でした。
介護生活3年、寝たきり生活1年8ヶ月を過ごし、穏やかな最期で大往生のわんこでした。

そんな介護生活の中で得た知識や介護の仕方、ケア方法を紹介していきたいと思います。
犬の介護は手探りで始める事が多いです。
私も最初は、介護の右も左も分からなくて、とても大変だったので、あすかの介護法に片寄ってしまいますが、少しでもこのブログの情報を役立ててもらえると嬉しいです。





みかん ♀
4歳

新しく家族になったみかんです。
生後8ヶ月でアトピー性皮膚炎を発症してしまいました。
あすかの介護の事と共に、みかんの日常やアトピーの治療日記も綴って行きたいと思います。

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