あすかの紹介。
2008年07月08日(火曜日)

・あすか 推定18歳
・メス
・雑種 柴、スピッツとか色々混ざってる感じ
・寝たきり、痴呆 白内障 肝臓、腎臓悪し 、昼夜逆転、夜鳴き
・飲んでる薬 フラジール(抗生剤)、タリビット(抗生剤)、プレロン(ステロイド)、ウィンタミン(安定剤)
・ミカンとスイカが大好き
2年前、前庭疾患をしてから、急にボケが進みました。(前庭疾患の詳しい説明はこちら→前庭疾患について。)
前庭疾患は人間で言うメニエール病に近い症状で眼振が強くでます。
一時期は脳腫瘍を疑われ、1ヶ月ぐらい寝たきりだったが、 もう先が長くないかもと病院で言われた次の日に ひょっこり立ち上がり驚異的な回復をした不思議犬。
とにかく、心臓がものすごく強いらしい。
でも、年には勝てずその年の夏終わりぐらいから急に老け始める。
痴呆から始まり、夜鳴き、徘徊、前庭疾患の発作や死線を何度もくぐり抜け、現在は寝たきり状態でも元気に頑張っています。
獣医さんに何度今回はダメかも…。ひどい時は安楽死まで進められた時もありました。
でも、毎回シッカリと回復するので、獣医さんには毎回驚かれちゃいます。
今は、前庭疾患の後遺症なのか、神経伝達が悪いらしくおしっこもうんちも押し出してあげたり、指で出してあげたりしています。
ごはんとお水は潰した餌を注射器であげています。
何もかも、手がかかりますが本当にかわいくて、かわいくて仕方がないです。
顔の表情も昔に比べまぁるい感じになり、ほとんど赤ちゃん犬のようです。
人間も年老いていくと赤ちゃんに戻っていくようになるって言うけど、きっと今の状態がそうなんだなぁって感じています。
この先一緒に居られる時間はそんなには長くないかもしれないけど、この1分1秒を大切に一緒に過ごしていきたいです。
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前庭疾患について。
2008年07月09日(水曜日)

老犬ともなると、色々な病気を併発したりしてきます。
あすかも、前庭疾患を軽いのからひどい症状を含めて、7、8回はやってると思います。
前庭疾患は耳の病気で、症状は主に目の揺れ、平衡感覚が保つことができなくなったり、目が揺れてめまいのようになるので、車酔いの状態に近い感じになり嘔吐したり、首が片側にグッと折れ曲がったようになってしまったり。
とにかく、症状が見た目でハッキリと分かるので、最初に重く症状が出た場合はかなりの衝撃を受けるかもしれません。
私も、最初に見た時はもうダメだと思ったぐらいでした。
前庭疾患は、特に老犬には発祥しやすい病気なのですが、まだハッキリと解明されてる訳ではないらしく、原因などはよく分かってないらしいです。
っと言うか、獣医さんとはよく色々な病気の話しもしますが、犬の病気って全般的に完全に解明されてる病気の方が少なく感じます。(勝手な私の推測ですが)
ここからは、獣医さんに聞いた前庭疾患に関する話しをまとめたいと思います。
思い出しながらの事なので、間違ってる事もあるかもしれません。
左右の目の揺れの場合は耳に原因あり、上下のゆれは小脳に原因があるそうです。
なかなか良くならない場合は、脳腫瘍が疑われるようです。
再発が起こるのは、原因の箇所が腫れて神経を圧迫して症状が出るので、治療的にはその腫れてる箇所の腫れを抑えたりするだけで、完全に原因を取り除いてる訳ではないので、また症状が出てきてしまうみたいです。
症状が出やすくなる状況は、寒暖の差、緊張、寒さ、疲れなどかららしいです。
前庭疾患を患ってから、ボケだしたり、老化も急激に進んだので、 前庭疾患を患う事によって、他の色々な症状が出る事もあるようです。
治療としてはステロイドを投薬して、 腫れて圧迫している箇所の炎症を抑えたり。
ステロイドを投薬しなくても、自然治癒で治す事もできるようですが、症状が激しいので老犬の場合は身体の方が持たなくなるんじゃないかと思っちゃったりします。
ただ、ステロイドでも治らない場合もあるそうです。
後遺症としては、首が少し傾いたままになってしまったり、歩くと斜めに方向に歩くようになったりすることもあるようです。
あすかは、何度もやっていますが首の曲がりは治りました。
ステロイドはとてもよく効きますが、その分強いお薬でもあるので、腎臓や肝臓などに影響も出てしまうので、どちらを選べば良いのかは迷うところかもしれません。
あすかの場合は、最初の時は吐いて、吐いて、ごはんを食べなかったので本当に大変で、症状が治まるまで鳴き続け、疲れたら眠るの繰り返しが1ヶ月程続き、もうダメかもと言われた次の日にひょっこりと立ち上がりました。
とにかく、症状が見ていられないぐらい激しいので、見ている方も辛かったです。
老犬には本当に多い病気で、これから暑くなる夏にはかなり起こる確率が高くなってくると思います。
あすかも、すでに暑い日に1度発作を起こして、だいぶよくなってきたところです。
もしも、飼っているわんこが同じような症状が出た場合は、少しでも参考にしてもらえれば嬉しいです。
ただ、気をつけて欲しいのは動物病院によっては前庭疾患そのものを知らない病院もあるようなので、気を付けてください。
思い出しつつ書いた文章なので、間違っているところがあったらごめんないさい。
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高齢犬の動物病院選びについて。
2008年07月12日(土曜日)

あすかが寝たきりになるまで、よたよたと歩けた期間も長くて一目で老犬と分かったので、近所の犬好きの方々に沢山お声をかけてもらいました。
毎日の散歩の中で、色々な犬に関するお話しをしましたが、一番よく聞かれたのが
「どこの動物病院に行ってるの?」
でした。
そう聞いてくる方は、たいてい何匹かのわんこを見送った方々でした。
なぜそう聞かれたかと言うと、その動物病院の方針によって、高齢犬の場合は治療方法、投薬方法がだいぶ変わってくるからです。
老犬だけに限りませんが、検査、注射、投薬を沢山する病院もあれば、自然治癒になるべくまかせて投薬治療さえあまりしない。という病院もあります。
どちらを選ぶかは考え方次第ですが、検査を沢山してくれれば安心だし、少しでも痛みを和らげたいと思えば薬も必要です。
ただ、老犬の場合は無理な治療で動かない身体を抱えて治療しつつ生き続けるよりも、自然な形で見送ると言う選択肢もあると言う事を教えられました。
ちなみに、私も最初は何も知らなかったので近所の動物病院に通ってましたが、そこは検査もしょっちゅうするし、薬やサプリメントの処方量がかなり多かったです。
なので、何人かの方には他の自然な形に任せるような病院を勧められました。
悩んだ結果、現在は最初から通い続けている近所の獣医さんとよく相談して、薬もなるべく最小限。痛みはできるだけ取り除く。
と言う方針で、通い続けています。
病院を変えなかった理由は治療もいつも適切だし腕が良いのと、相当な暴れん坊の問題犬だったあすかを赤ちゃん犬の頃からずっと診てくれてたからです。
薬の数を抑えてるとはいえ、月に1回は通院しているので、薬代プラス診察代もかなりかかるので、お金の面でも動物病院選びは重要ですよね。
ちょっと前に、悪徳動物病院!なんてニュースもやっていたので、治療の内容でもしっかりと見極めなければいけないのかもしれません。
高齢犬は特に病気にかかる率が高くなるので、本当に合った掛かりつけ医を見つけておくのが良いと思います。
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